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    <title>新沖縄紀行</title>
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    <title>安住の地</title>
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    <published>2008-01-22T23:51:21Z</published>
    <updated>2008-01-22T23:53:53Z</updated>

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        <![CDATA[　岬の突端の荒涼とした断崖の切れたあたり、まるで豊漁の約束された地であるかのように礁湖が広がり、その中に青く深く水路が真砂の敷き詰められた浜辺へと延びていた。その浜こそが、沖縄貝塚時代の遺跡（宇座浜貝塚）を今に伝えてくれる宇座浜（国頭村辺土在）であり、青き深き水路こそが荒海の辺（へ）の渡（と）と真砂をつなぐアチヌー（明澪）である。そして、アマベ一族が辺の渡の荒海をこぎ渡ってきた疲れをいやし、安堵した地こそが辺土（国頭村）であった。<br />　真砂の浜に降り立ったアマベ一族がまっ先に目にしたのが、神境をおびて天空を斬り裂くようにそびえ立つ四連の岩山であった。]]>
        
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    <title>はるかなる船出</title>
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    <published>2008-01-02T07:40:29Z</published>
    <updated>2008-01-02T07:43:52Z</updated>

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        <![CDATA[　太古の昔、血で血を洗う部族同士の抗争に敗れた一族が、安住の地を求めて荒ぶれる海に舟をこぎ出した。老いも若きも、男も女も波とうに翻弄される木の葉のようなくり舟に身を寄せて、一族の命運をたくした。<br />　彼らはモーセに率いられ約束の地をめざした選ばれし民ではなかった。敗北し追放され、神に見棄てられた人びとでしかなかった。その一族こそが「波とうに遊び、神の住むべき霊所がある」と神話の中でうたわれた「琉球の地」に第１歩を刻印した「アマベ」（海部）人であった。<br />　昼についで夜も舟をこぎつづけた一族がたどり着いたのは、豊かな礁湖の広がる小さな入り江であった。]]>
        
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