岬の突端の荒涼とした断崖の切れたあたり、まるで豊漁の約束された地であるかのように礁湖が広がり、その中に青く深く水路が真砂の敷き詰められた浜辺へと延びていた。その浜こそが、沖縄貝塚時代の遺跡(宇座浜貝塚)を今に伝えてくれる宇座浜(国頭村辺土在)であり、青き深き水路こそが荒海の辺(へ)の渡(と)と真砂をつなぐアチヌー(明澪)である。そして、アマベ一族が辺の渡の荒海をこぎ渡ってきた疲れをいやし、安堵した地こそが辺土(国頭村)であった。
 真砂の浜に降り立ったアマベ一族がまっ先に目にしたのが、神境をおびて天空を斬り裂くようにそびえ立つ四連の岩山であった。

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このページは、座間味 栄議が2008年1月23日 08:51に書いたブログ記事です。

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